現地時間14日に行われたユーロ予選のブルガリア戦で豪快なミドルシュートを決めたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだが、今季の彼は所属するマンチェスター・ユナイテッドでなかなか存在感を発揮することができていない。センターフォワードの位置を争っていたロメル・ルカクがインテルへ移籍したことで、昨季よりもエースとしての活躍が求められているラッシュフォード。しかし今季ここまでリーグ戦8試合の出場で3ゴールは、他クラブのエースに比べて少々物足りない数字だ。
だが、このラッシュフォードの成績はフランスのスーパースターに比べればまだマシな方と英『The Sun』は主張する。同メディアが比較対象に挙げたのは、パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペだ。ラッシュフォードより年齢が1つ下であるこの20歳も今季はなかなか結果を出せずにいる。
同メディアが注目したのは両者のゴール数とそのペース。ラッシュフォードの3ゴールに対して、ムバッペはわずか1ゴール。意外にもラッシュフォードの方が得点を決めているのだ。ムバッペが怪我で戦線離脱していた期間があるとはいえ、得点ペース的にもラッシュフォードは228.7分間に1点を決めており、ムバッペ(276分間に1点)のそれを上回っている。どちらもなかなか思うような時間を過ごせてはいないが、『The Sun』が主張する通りラッシュフォードの方がまだマシか。
とはいえ、ラッシュフォードがマンUでいまだ爆発できていないのも事実。はたして今後、この21歳はオールド・トラッフォードのファンを満足させるパフォーマンスを披露することができるのか。ブルガリア戦でのゴールをいいキッカケとしてほしいところだが。
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