世界最高のGKの1人ではない PSG新・守護神の実力に厳しい評価が

PSGへ加入したナバス photo/Getty Images

評価覆すにはCLでハイパフォーマンス継続を

昨季レアル・マドリードでティボー・クルトワに次ぐ2番手となってしまい、今夏にパリ・サンジェルマンへ移籍することになったGKケイロル・ナバス。レアルではチャンピオンズリーグを3連覇した実績を誇り、コスタリカ代表でも長きにわたってチームを支える重要なプレイヤーだ。セービング能力も確かで、ワールドクラスのGKと言っていいはずだ。

しかし、ナバスをトッププレイヤーと考えていない者もいる。パリ・サンジェルマンで長く活躍し、フランス代表でもプレイしたGKベルナール・ラマ氏だ。スペイン『as』によると、同氏はナバスをワールドクラスとは捉えていないようで、やや厳しい評価を下している。

「私にとってナバスは素晴らしいGKではない。良いGKだとは言っているが、彼を世界最高の1人とは考えられないんだ。PSGにとって良かったのは、近年クリアになっていなかったGKの1番手問題が解決したことだね」
同氏がナバスについて厳しい評価を下すのはこれが初めてではないようで、2015年にもカリスマ性に欠けるとコメントしていたという。とはいえ、ナバスがパリで結果を残せば同氏の考えも変わってくるかもしれない。チャンピオンズリーグではグループステージ第1節でレアル・マドリードを3-0、第2節でガラタサライを1-0と2試合続けてクリーンシートでの勝利を収めている。ナバスがパリ・サンジェルマンの守護神としてチャンピオンズリーグの舞台で結果を残せば、ラマ氏も認めるようになるはずだ。

パリがチャンピオンズリーグ制覇を1つの目標に掲げているのは明らかで、ナバスがそれに導いたとなればクラブを代表するレジェンドGKとして記憶されるようになるだろう。ナバスにとっても、もう1度自身の実力を世界にアピールする勝負のシーズンだ。

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