現地時間1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節トッテナム対バイエルンミュンヘンの試合は誰もが予想し得なかった結果となった。この試合をホームで迎えたトッテナム。前半12分にFWソン・フンミンのゴールで幸先よく先制するも、その後はバイエルンの猛攻に遭い終わってみれば2-7という大差で敗戦。試合終了を待たずして多くのファンがスタジアムを後にするなど、目も当てられない状況となってしまった。
この衝撃的な敗戦にはDFヤン・フェルトンゲンも落胆の色を隠せない。試合後、彼は頭がネガティブな感情で支配されてしまっていると次のように語っている。
「とても傷ついているし、恥ずかしく思う。頭の中にネガティブな感情しかないよ。君たちの前に立つのが恥ずかしい。不愉快だ。他の選手の話ではなく、自分自身にそう思っている。本当に悪い結果だよ。あまり話したくないね」
フェルトンゲンが取材を受ける余裕もないほどに憔悴しきった様子でこのように話したことを英『talkSPORT』が伝えている。バイエルン攻撃陣に蹂躙されてしまった手前、ディフェンスの要がこうなってしまうのも無理はないか。しかし、ファンも気持ちは同じ。そんな人々に向けて、フェルトンゲンはこれからも自分たちをサポートしてほしいと続けた。
「僕たちをサポートし続けてほしい。チームにはこの状況を打開できるメンバーが揃っていると思う。今日の試合は悪い事件だったけど、チームは一つだ。僕らは共に歩み続ける必要がある。事態を好転させてみせるよ。僕らは責任を取らなければいけない。次の試合はプレミアリーグ。これはこの気持ちを振り払う良いチャンスだ」
5日に行われるプレミア第8 節のブライトン戦では必ず勝利してみせるとファンに約束したフェルトンゲン。なかなか調子の上がらないトッテナムだが、ここから逆襲なるか。選手はファンのこれまでと変わらぬ熱いサポートを必要としている。
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