アーセナルサポーターは、今でもリトル・マジシャンのことを愛している。ビジャレアルでプレイを続けるスペイン人MFサンティ・カソルラのことだ。
カソルラはアーセナルで2012年から6年間プレイし、抜群のテクニックでサポーターを沸かせてきた名MFだ。2018年からはビジャレアルでプレイしているのだが、アーセナルサポーターは今でもカソルラのことを気にかけている。
そのカソルラは24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節・バルセロナ戦に出場し、前半44分に強烈な左足ミドルで名手マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンからゴールを奪ってみせた。カソルラは利き足がどちらか分からないほど技術の高い選手として有名で、今回の左足ミドルも驚くほどに精度が高い。ややアウトに回転がかかっていたようで、テア・シュテーゲンでも及ばなかった。
英『Football London』によると、アーセナルサポーターもこのゴールを祝っているという。カソルラといえば、一時は選手生命の危機と言われるほどの大怪我に苦しんだ辛い過去がある。そこから見事に復活を遂げ、昨季はレアル・マドリードからも得点を奪った。今回はバルセロナ相手に得点を奪うことになり、この復活劇をアーセナルのサポーターも喜んでいるのだ。
「リトル・マジシャンからの何て美しいゴールだ」
「カソルラはもう2度とフットボールができないかもしれないと言われたが、そこからレアル、バルサ相手にゴールだ!」
「今でもアーセナルにいてくれたらと思う。彼には逆足という概念がないんだ」
チームは1-2で敗れてしまったが、カソルラのゴールはワールドクラスのものだった。今でもアーセナルにいてくれたらと願うサポーターもいるようで、カソルラは今でも愛され続けている。
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