今季のチェルシーではレンタルから戻ってきた若い選手たちが想像以上の働きを披露しており、最終ラインではフィカヨ・トモリ 、前線ではタミー・エイブラハムとメイソン・マウントがチームを引っ張っている。
彼らヤングスターの活躍は歓迎すべきものだが、その中で苦戦しているのがドルトムントから5800万ポンドとされる移籍金で合流したMFクリスティアン・プリシッチだ。エデン・アザールの後継者候補として獲得されたものの、現在は3試合連続でベンチを温めている状況だ。これはプリシッチもサポーターも望んでいた展開ではない。
では、プリシッチはポジションを掴むために何をすればいいのか。スペイン『as』は、リスクを負った積極的なプレイをすべきとメッセージを送っている。プレミアリーグはブンデスリーガよりゲームテンポが速く、不要なバックパスや横パスは避けて積極的に縦へ仕掛けていくべきと考えられているのだ。
ワイドな位置から仕掛ける選手では、サポーターが大きな期待をかけるカラム・ハドソン・オドイの復帰も近づいている。さらに右サイドではベテランのウィリアンが攻守に走り回っており、ペドロ・ロドリゲスも控えている。プリシッチのライバルは多く、ポジションを掴むには早くプレミアの環境に慣れて結果を出すしかない。
同メディアはチェルシー行きを選択したプリシッチがキャリア最大のテストに直面していると伝えており、まずは国内カップ戦からでもアピールしていくしかない。我こそがアザールの穴を埋めるスペシャルな選手だと証明できるのか、同じ若手としてマウントやハドソン・オドイに負けるのは本人も許せないだろう。
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