憧れは2人の伝説サイドバック クロップの下で1番伸びてる20歳が語る理想

リヴァプールのアーノルド photo/Getty Images

超攻撃的サイドバックの完成系へ

高いキック精度を武器にチャンスを数多く提供し、22日のチェルシー戦ではフリーキックから得点を記録するなどワールドクラスのサイドバックとなるべく成長を続けているリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルド。

まだ20歳と若い選手だが、ユルゲン・クロップの下で大きく成長。イングランド代表にも召集されるようになっており、EURO2020でポジションを確保することも十分に可能だろう。

そんな伸び盛りの右サイドバックであるトレント・アレクサンダー・アーノルドには、お手本にしているサイドバックが2人いる。バイエルンで活躍した元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム、今もブラジル代表で活躍するサンパウロのダニエウ・アウベスだ。
英『Daily Mirror』によると、トレント・アレクサンダー・アーノルドはアウベスの攻撃面、ラームの守備面を参考にしているという。特にアウベスの攻撃力をかなり気に入っているようで、ウイングのようにプレイするアウベスを1つの理想としている。

「現代のサイドバックは攻撃が必要なんだ。サイドからチャンスメイク、クロス、パスと多くのものを提供する必要がある。常にラームとアウベスから学んでいたよ。アウベスは本当に攻撃的でアグレッシブな選手だ。守備も良いけど、攻撃が本当に良い。ほとんどウイングのようだからね」

アーノルドもキック精度が高く、サイドバックながらアシストマシーンの側面を持っている。アウベスの領域に達するにはまだレベルアップが必要だが、アウベスのように世界最高クラスの攻撃的サイドバックになる可能性もある。今後が楽しみな選手だ。

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