スペインは“天才パサー”を忘れるな 32歳になっても消えぬ代表入りへの野心

スペイン代表でプレイしていたセスク photo/Getty Images

今でもハングリーさは変わらず

今季も開幕早々リーグ・アンで苦しい戦いが続いているフランスのモナコだが、チームには世界最高峰のレベルを知るチャンスメイカーがいる。アーセナルやチェルシーで成功を収めてきたMFセスク・ファブレガスだ。

セスクもモナコでは本領を発揮できていないが、実力と経験は確かだ。スペイン『MARCA』によると、32歳になった今もスペイン代表でプレイしたいとの思いは消えていないという。フィジカル的には変化を感じているようだが、まだトップレベルで戦えると自信を見せている。

「ナバスもカソルラもスペイン代表に再び召集された。僕もトレーニングしているし、プレイを続けている。十分に良い感じだよ。800試合プレイしても、フットボーラーとして何も失っていない。フィジカルは20歳の頃と違うけど、とても良い感じなんだよ」
「まだやめるつもりはない。僕は非常に良い状態だし、数字も非常に良い。それに毎朝トレーニングに行きたいとの野心もあるし、勝ちたい。全てのトレーニング、試合でベスト出したいんだ。続けるよ。僕はすごく若い頃から多くのゲームをプレイしてきたけど、考えは何も変わっていないしハングリーだ」

今回発表されたスペイン代表メンバーではナポリのファビアンやアーセナルのダニ・セバージョス、アトレティコ・マドリードのサウール・ニゲスらがMF陣で召集を受けており、若返りは進んでいる。しかし、セスクもEURO2020へモチベーションを失っていない。まだ十分に戦える年齢なだけに、モナコでのパフォーマンスを代表復帰へ繋げてほしいところだ。

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