10年でたった“14ゴール”…… マンUに続く7番の呪いを誰が解く?

苦戦したアレクシス・サンチェス photo/Getty Images

サンチェスも結果残せず

マンチェスター・ユナイテッドでここ10年ほど続いている「7番の呪い」問題はいつ、誰が終わらせるのだろうか。今季7番を背負っていたのはFWアレクシス・サンチェスだが、サンチェスはインテルへレンタル移籍することになった。

英『90min』は改めて呪いの7番を振り返っているが、マンUにとって7番は偉大な選手が背負ってきた特別な番号だ。エリック・カントナ、デイビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドと、チームのエースが背負ってきたのだ。

しかし、ロナウドが退団してから7番を背負った選手が著しく苦戦する奇妙なケースがスタートする。ロナウドが退団したのは2009年のことだが、そこから7番はマイケル・オーウェン、アントニオ・バレンシア、アンヘル・ディ・マリア、メンフィス・デパイ、そしてサンチェスの手に渡ってきた。
特徴的なのは彼らの得点数で、オーウェンは5得点、バレンシアは7番を背負って1得点、ディ・マリアは3得点、デパイは2得点、サンチェスは3得点と大苦戦。この10年で7番を背負った選手が14得点しか決めていないのだ。

サンチェスの退団で再び7番が空いてくる。今となっては不吉な番号にも感じられるが、同メディアは「誰かが7番の呪いを打ち破るまでにどれくらいかかるだろか?」と伝えており、7番を背負って活躍する者の登場を待っている。7番はマンUにとってエースナンバーなのだが、この呪いにも負けない強靭なメンタルと実力を備える選手はいるか。

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