29日にチャンピオンズリーグ・グループステージの抽選会が行われ、優勝候補の一角であるマンチェスター・シティはグループCに入ることになった。同居するのはイタリアのアタランタ、クロアチアのディナモ・ザグレブ、ウクライナのシャフタール・ドネツクだ。
いずれも優勝を狙うようなクラブではなく、マンCにとっては楽な組み合わせと言っていいだろう。マンCがグループステージで姿を消す可能性は限りなく低い。しかし、英『Daily Mail』は勝ち抜けとは別に心配事があると主張する。
それは移動距離だ。マンCはイタリア、クロアチア、ウクライナへ向かうことになり、グループステージでの総移動距離は3734マイルになるという。これはプレミアリーグ勢の中では最長の数字となり、選手の疲労が心配だ。
グループHに入ったチェルシーはアヤックス(オランダ)、リール(フランス)、バレンシア(スペイン)と同居しているが、総移動距離はマンCの半分以下となる1693マイルだ。複雑なグループではあるものの、移動距離には大きな差がある。
同メディアは「マンCはベスト16へ進むと確信しているが、ウクライナとクロアチアへの長距離旅行は魅力的ではないだろう」と伝えている。この疲労がプレミアリーグの戦いに影響を与える可能性もあり、上手く選手の疲労を抑えながら戦う必要がある。マンCが狙うはリーグ3連覇とチャンピオンズリーグ制覇のダブルだが、両方を巧みにこなしていけるだろうか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/