バルセロナのカンテラで技を磨き、Jリーグでも才能を遺憾なく発揮。18歳ながら日本代表にも選ばれ、今夏にレアル・マドリード入りを果たしたMF久保建英には多くの注目が集まっている。すでにプレシーズンマッチでも結果を残しているが、大切なのはここからだ。
レアルほどのビッグクラブとなればスタープレイヤーが集結しており、10代の選手がポジションを確保するのは難しい。レアルが久保をどう育てていくかが今後の大きなポイントとなる。今夏もレンタル移籍して経験を積むのか、レアル・マドリード・カスティージャでプレイを続けていくのか2つの案が出ており、レアルに明確な育成プランがあるのかは微妙なところだ。
この状況に英『Football Fancast』は道を間違ってはならないとレアルに警告を発している。ライバルのバルセロナが育てた久保を奪ったところまでは見事だったが、ここからが大切だ。
「久保の才能は巨大で、レアルはこの機会を失ってはならない。大成功を収められるかは彼ら次第だ。この移籍がすぐに忘れられるものとなれば非常に残念だ。興味深いケースとしてマルティン・ウーデゴーが思い浮かぶ。今の久保と同じく、ウーデゴーも次に大きなことをする選手と考えられていた。だが、今もそのようにはなっていない」
同メディアはこのように伝えており、久保がウーデゴーと同じようにレンタル移籍を繰り返すようなシナリオは避けてほしいと考えているようだ。ウーデゴーも才能がある選手だが、20歳になった今もレアルでポジションは掴めていない。
久保とウーデゴーはレフティーという共通点もあるが、レアルは巨大な才能を活かせるのか。日本サッカー界としても久保が大きく成長することに期待したい。
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