昨季プレミアリーグで22ゴールを記録し、リヴァプールのFWモハメド・サラーやFWサディオ・マネと共に得点王を獲得したFWピエール・エメリク・オバメヤン。今や彼はプレミア最高レベルのストライカーとして名を馳せるまでに成長した。そんなオバメヤンに加入間近まで迫っていながら、最終的に獲得を見送ったクラブがあるという。
それはセリエAのミラン。伊『calciomercato』によると、同クラブでスポーツディレクターを務めたマッシミリアーノ・ミラベッリ氏が、2017年の開幕前にミランがオバメヤンの獲得に近づいていたことを明かしている。
「我々はオバメヤンとの契約に近づいていた。ドルトムントとはクラブ間合意にまで至っていたんだ。だがそこで、ボヌッチの獲得が急浮上したんだ。彼の契約でオバメヤンの話はなくなってしまった。その後、モラタの獲得に動いたのはオバメヤンの代わりとしてだよ。我々は明確なアイデアを持っていたけど、最後の選択を間違えてしまったね。」
どうやら、当時のミランはユヴェントスからDFレオナルド・ボヌッチを獲得できる見通しとなったことで、オバメヤンをあきらめることとなってしまったようだ。しかし、そこまでして獲得したボヌッチはわずか1年でユヴェントスにとんぼ返り。代わりに獲得したゴンザロ・イグアインも不発に終わった。ミラベッリ氏だけでなく、関係者全員が後悔の念に駆られていることだろう。
昨季セリエAを5位で終え、チャンピオンズリーグ出場を逃したミラン。今でこそFWクシシュトフ・ピョンテクが絶対的ストライカーの地位を確立したが、オバメヤンがいればさらに強力な攻撃陣を形成できていたかもしれない。
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