今季のセリエAは荒れるかもしれない。
近年はユヴェントスの独走状態となっていたが、セリエAのクラブは今夏に大きな変化を経験した。ユヴェントスは指揮官がマウリツィオ・サッリに交代し、その他もインテルはアントニオ・コンテ、ローマはパウロ・フォンセカ、ミランはマルコ・ジャンパオロと、強豪クラブの指揮官が次々と交代したのだ。戦力ではユヴェントスがリードしているが、現段階でスクデット争いの行方を予想するのは難しい。
その中でチャンスをうかがっているのがナポリだ。ナポリはカルロ・アンチェロッティ体制2年目を迎えることになり、成熟度なら一歩リードといったところだろう。伊『Corriere dello Sport』によると、ナポリFWロレンツォ・インシーニェもアンチェロッティ体制続行が1つのアドバンテージになると語っており、ライバル・ユヴェントスに近づいていると手応えを得ている。
「ユヴェントスは監督が代わった。インテル、ミラン、ローマもね。これらのクラブに比べて、アンチェロッティがベンチに留まるナポリにはアドバンテージがある。僕たちは今ユーヴェに近づいていると言えると思う」
ナポリはローマからDFコスタス・マノラスも獲得し、セリエA屈指の守備網を築こうとしている。今季こそ王者ユヴェントスの独走を止められるのか。またとないチャンスかもしれない。
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