未来のオランダ超強力FW、デ・リフトの後釜も 見逃してはならない補強の数々

ヘルタへ向かうリダン photo/Getty Images

今週起きた注目の補強

マタイス・デ・リフトのユヴェントス行きなど豪華な移籍が決まる中、見逃している取引があるのではないか。そう取り上げたのは英『Squawka』だ。補強に動いているのはビッグクラブだけではなく、各チームが新シーズンへ準備を進めている。

そこで同メディアは、今週起きたいくつかの興味深い移籍をピックアップ。彼らの今後に注目してみるのも悪くないだろう。

1.エドソン・アルバレス(コパ・アメリカ→アヤックス)

デ・リフトを失ったアヤックスは、センターバックの補強に力を注いでいる。すでに今夏にはヘーレンフェーンから19歳のキク・ピエリー、アルゼンチンのデフェンサ・イ・フスティシアから21歳DFリサンドロ・マルティネスを獲得している。それに加えて、メキシコ代表の21歳DFアルバレス獲得を決めた。同メディアはアルバレスをスタメン候補と捉えており、またアヤックスに興味深い若手DFが加わることになる。

2.ドマゴイ・ブラダリッチ(ハイドゥク・スプリト→リール)



昨季リーグ・アンで2位に入る快進撃を見せたリールは、チャンピオンズリーグの戦いへ向けて着々と準備を進めている。ブラダリッチは19歳と若い左サイドバックだが、リールはその他にもパリ・サンジェルマンからFWティモシー・ウェアを獲得するなど精力的に動いている。ブラダリッチが今夏8人目の補強となっており、今季も快進撃を見せようと積極補強に動くリールも注目だ。

3.マヌ・ガルシア(マンチェスター・シティ→スポルティング・ヒホン)



マンCの下部組織では多くの金の卵が技を磨いているが、トップチームでブレイクする選手は少ない。2015年にマンCへ加わったMFガルシアもその1人で、アラベスやトゥールーズにレンタル移籍を続けたもののトップチームには食い込めなかった。スポルティング・ヒホンには完全移籍となるが、ガルシアはスポルティング・ヒホンのアカデミー出身選手なのだ。スポルティング・ヒホンからマンCへ向かったため、スポルティング・ヒホンとしては才能ある若手が経験を積んで戻ってきた印象だろうか。

4.ディショーン・リダン(チェルシー→ヘルタ・ベルリン)



オランダ注目の若手ストライカーであるリダンは、アヤックスの下部組織からチェルシーへ加わった選手だ。オランダの世代別代表では53試合で42得点と異常なまでの得点力を発揮しており、未来のA代表候補として注目を集めてきた18歳の点取り屋だ。チェルシーでもその才能を活かしたいところだったが、今回はヘルタへの完全移籍を決断することになった。ブンデスリーガは若手の起用に積極的で、リダンも近いうちにブレイクする可能性がある。


彼らは新天地でどんな働きを見せてくれるのか。いずれも若い選手たちで、想像以上の大ブレイクを見せてほしいところだ。

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