アーセナルは今夏”4選手”が欲しい! コスト抑えた補強プランを英紙が紹介

アーセナルを指揮するエメリ photo/Getty Images

限られた予算内でどう補強するのか

今夏の補強予算が4500万ポンドと言われているアーセナルだが、指揮官ウナイ・エメリは4選手の獲得を希望している。左サイドバック、センターバック、ボックス・トゥ・ボックス型のMF、ウイングの4選手だ。

限られた予算で4つのエリアを補強するのは難しく、なるべく1人あたりの移籍金を抑えて新戦力を集めていく必要がある。そこで英『The Sun』は、バーゲン価格の選手を狙っていくべきだと主張。この4つのエリアで安く獲得できる選手たちを紹介している。

まず左サイドバックだが、ここ数日アーセナルがオファーを提示してきたのがセルティックのキーラン・ティアニーだ。ただしティアニー獲得には2500万ポンドほどが必要と見られており、やや高額に思える。よりバーゲン価格での補強を目指すなら、フリーで獲得可能なアトレティコ・マドリードDFフィリペ・ルイスも面白い。
センターバックではサンテティエンヌのウィリアム・サリバがトップターゲットになっているが、獲得には3000万ポンドは必要とされている。NEXTラファエル・ヴァランとも言われるサリバを獲得できれば大きいが、やや移籍金が高額なのは気にかかる。

より安価での補強を求めるならば、現在アーセナルが関心を示しているとされるグレミオDFワルテル・カンネマン(1200万ポンド)、バーゼルDFエライ・キュマルト(700万ポンド)も選択肢だ。さらにチェルシーをフリーで離れるベテランのガリー・ケイヒルも候補に入っている。

中盤ではそれほど候補者が多く挙がっていないが、ザルツブルクMFドミニク・ショボスライが興味深い。まだ18歳と若く、1500万ポンド程度での獲得が可能と見込まれている。同メディアは中盤でバーゲン価格の選手を見つけるのが難しいと伝えており、ユヴェントスやドルトムントも関心を寄せるとされるショボスライが最も理想に近いターゲットなのかもしれない。

最後にウイングだ。ここの補強に力を入れているのは間違いなく、クリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハを中心に数多くの候補者が挙げられてきた。しかし、ザハ獲得には4500万ポンドを遥かに上回る移籍金が必要と見られており、獲得へのハードルは高い。主力選手を数名売却するなど何らかの手を打たなければクリスタル・パレスが満足する移籍金を用意するのは難しいだろう。

ザハよりコストを抑えるならば、ボーンマスのライアン・フレイザー(2000万ポンド)、リヨンのナビル・フェキル(3000万ポンド)、バルセロナのマウコム(3000万ポンド)らが主要なターゲットになると同メディアは取り上げている。ザハがメインターゲットなのは間違いないが、実現しない場合は狙いを切り替えるしかない。

果たしてエメリは今夏のうちに望む4ポジションの補強を完了できるのか。資金と相談しながら補強していく難しい夏を過ごしている。

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