2018-19シーズンのユヴェントスは、まさにクリスティアーノ・ロナウド一色に染まったシーズンだったと言えるのではないか。昨夏ユヴェントスに加わったロナウドは1年目から大暴れし、チームのセリエA制覇に大きく貢献した。得点王獲得とはならなかったが、ロナウドが1シーズンでユヴェントスの主役になったのは間違いない。
それはユヴェントス公式が紹介した「2018-19シーズン、最高の瞬間10選」と題した映像を見ても分かる。あらゆる場面にロナウドが絡んでおり、ロナウドだらけの映像になっているのだ。
まず1番最初に紹介されたのは、「ロナウド加入」だ。ロナウドがレアル・マドリードからユヴェントスに加わったことは世界を驚かせる超ビッグニュースだった。
2つ目は、「タイトルを争うライバルであるナポリとの直接対決に2勝したこと」だ。ナポリ戦でロナウドにゴールはなかったが、昨年9月の一戦ではアシストを連発。チームの勝利に大きく貢献している。
4つ目に紹介されたのは「ミランの本拠地サン・シーロでの勝利」だが、これにもロナウドは絡んでいる。このゲームでロナウドはチーム2点目を奪っており、またまたロナウドが映像に出てくる。
5つ目は、サウジアラビアで開催された「イタリア・スーパー杯優勝」だ。これも対戦相手はミランだったが、決勝点を奪ったのはまたもロナウド。ヘディングでネットを揺らし、1-0の勝利に導いた。
そして昨季最も盛り上がった瞬間と言えるのが、チャンピオンズリーグでのアトレティコ・マドリード相手に見せた大逆転劇だ。敵地での1stレグを0-2で落としたユヴェントスは、ホームでの2ndレグに3-0で勝利。そこでハットトリックを決めたのは、もちろんロナウドだ。
今年の4月には、インテル戦でロナウドがクラブキャリア通算600ゴールを記録。これも昨季の忘れられない瞬間に含まれており、ロナウドだらけの映像と言っても大げさではないだろう。
他にはチームを長く支えてきたDFアンドレア・バルザッリの退団シーンも選ばれている。これも昨季の忘れられない特別な瞬間だ。
果たして2019-20シーズンのユヴェントスはどんな1年を過ごすのか。またまたロナウドだらけのシーズンになる可能性が高いが、止まることを知らない怪物が何を見せてくれるのか楽しみだ。
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