セリエA制覇から遠ざかっているインテルの指揮官に就任したアントニオ・コンテは、チームをどう変えてくるのか。コンテはユヴェントス、チェルシーでも就任初年度にリーグタイトルを獲得しており、1年目から結果を出せる指揮官だ。インテルでも同じことが期待される。
英『Daily Mail』もコンテの手腕に注目しているのだが、まず最初に予想されているのが強烈な個性を持つ選手の退団だ。コンテはチェルシー時代にジエゴ・コスタと問題を抱えたことがあり、その反省もあってかドレッシングルームで強烈な個性を放つマウロ・イカルディとラジャ・ナインゴランの2人が放出候補になっていると同メディアは伝えている。
ナインゴランは以前コンテお気に入りのMFとも言われていたのだが、状況は変わりつつあるのかもしれない。現在コンテが目をつけているのはユヴェントス時代に仕事をした現バルセロナMFアルトゥーロ・ビダル、そしてマンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクだ。この2人がそれぞれナインゴラン、イカルディの後釜となる。
もちろん両者の獲得は簡単なミッションではないが、ルカク獲得にはMFイヴァン・ペリシッチの譲渡を含めたオファーも検討されているという。コンテはルカクを非常に高く評価しており、新生インテルの看板選手候補となっている。
また同メディアによれば元ユヴェントスの栄養士も迎え入れているようで、選手の食事管理も徹底されていくのだろう。自身のプランに合わない選手を売却し、スタッフ選びにも着手する。コンテのアイディアが浸透するまでには多少の時間が必要となるだろうが、インテルが狙うはセリエAの頂点だ。
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