チリに敗れて1度は心が折れた メッシが代表引退を決意した”3年前” 

PKを外した3年前のメッシ photo/Getty Images

戻ってきたコパ・アメリカの舞台

3年前の6月26日、アルゼンチン代表はコパ・アメリカ・センテナリオ決勝でチリ代表と顔を合わせていた。このカードは2015年のコパ・アメリカ決勝でも実現しており、その時アルゼンチンはPK戦の末に敗れている。

今度こそはとの思いで2016年大会の決勝に臨んだはずだ。ところが、この決勝もまたPK戦の末に敗北。しかも失敗したアルゼンチン1人目のキッカーはエースのリオネル・メッシだ。

2大会続けて準優勝に終わったメッシは、決勝終了後に代表引退を表明する。英『GIVE ME SPORT』が当時を振り返っているが、メッシはチリ戦を落としたショックから代表チームでのキャリアが終わったと口にしたのだ。
「僕にとっての代表チームは終わった。出来ることは全てやった。チャンピオンになれなかったのは残念だ。4度の決勝にトライした。最も欲しいものだったが、達成できなかった。終わりの時だと思う」

しかし、メッシは代表引退を撤回。2018ロシアワールドカップにも出場し、今はまたコパ・アメリカの舞台にいる。決勝に進出した3年前からチームが進歩しているのかと問われると、答えは微妙なところだ。しかしメッシの気持ちはまだ切れていないはず。グループステージでは苦戦したが、29日にはベスト8でのベネズエラ戦が控えている。

今度こそコパ・アメリカを制することができるのか。代表で頂点を極めるまでメッシはやめられないはずだ。

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