来季からスペインの強豪レアル・マドリードに加入するMF久保建英。残念ながら日本はグループリーグ敗退となってしまったが、この18歳は出場した全3試合で輝きを放っていた。相手の急所を突くスルーパスや果敢なドリブル突破で幾度となく日本にチャンスをもたらした。今大会における活躍は、世界へのアピールとなったことだろう。
そんな久保の到着をスペインの現地メディアも待ちわびている。スペイン『as』はこの若きサムライを“皇帝”と称し特集。その中で同メディアは「レアル・マドリードはついに何年もの間探していたアジアのスターを確保した。それがタケフサ・クボだ。日本のアタッカーはカスティージャとトップチームの中間にいる」と紹介した。2019-20シーズンの久保はBチームのカスティージャで過ごすこととなるが、同メディアはその中でもトップチームに近い存在として彼のことを評価している。
どうやら、市場価値の面から見てもその認識は正しいようだ。ドイツ『transfermarkt』によると、現在の久保の市場価値は150万ポンド(約2億450万円)。これは今季トップチームでもプレイしたGKルカ・ジダンを上回っており、カスティージャに所属する選手の中で最高額だ。久保は頭ひとつ抜けた存在と言っていいだろう。
はたして、この18歳はレアルで輝くことができるのか。将来、久保が銀河系軍団の中心に君臨する日を日本のファンは待ちわびている。
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