南米では現在男たちのプライドを懸けたコパ・アメリカ2019が行われているが、フランスで行われている女子サッカーワールドカップも決勝トーナメントへ突入したことでボルテージが一層上がってきている。
もちろん日本のサッカーファンが注目するのは「なでしこジャパン」で、2011年大会女王として今大会も頂点が目標だ。しかし、なでしこジャパンの前には強烈すぎるライバルたちがいる。
そのチームの1つがアメリカ代表だ。米『Bleacher Report』は「アメリカ代表が女子ワールドカップを支配している」と伝えているが、そう思いたくなるのも無理はない。ここまで記録しているスタッツが異様だからだ。
ここまでアメリカ代表はグループステージ3試合と決勝トーナメント1回戦・スペイン戦の4試合で計20得点を記録。4試合でのシュート数は異常とも言える82本、被シュート本数は合計14本で、そのうち5本しか枠内シュートはない。決勝トーナメント1回戦こそスペイン代表相手に2-1と苦戦したが、スペインも枠内シュートは得点を奪った1本のみ。アメリカが攻守両面で相手を圧倒しているのだ。
もっともアメリカの場合は、初戦でタイ代表を13-0のスコアで撃破しており、それがスタッツに影響を及ぼしているのは間違いない。初戦のタイ戦でアメリカは計40本ものシュートを放っている。
スペイン戦では今大会初失点を喫したが、安定感は抜群だ。次なる相手はこちらもグループステージ3連勝を飾っている開催国フランス代表で、超ハイレベルな戦いが期待できそうだ。
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