現在アーセナルが追いかけているとされるセルティックDFキーラン・ティアニーの強みはどこにあるのだろうか。ティアニーは左のサイドバックを務めてきた22歳のDFだが、センターバックを担当することもできる。英『Football London』は、ベテランのナチョ・モンレアルに代わる逸材になると大きな期待をかけている。
アーセナルにはセアド・コラシナツも控えているが、英『Daily Record』のグレアム・ヤング氏は「間違いなくティアニーは守備の面でコラシナツより優れたDFだ。ティアニーは攻撃参加も好きだが、まず第一に守備の重要性を理解している」と評価する。
またセルティックといえば、現在リヴァプールで大活躍するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが所属していたクラブでもある。ファン・ダイクはセルティックで経験を積み、そこからサウサンプトンへ移籍。現在はリヴァプールで世界トップレベルのセンターバックと呼ばれるまでの存在となった。
同氏はティアニーにもすでにプレミアリーグで通用するだけの能力が備わっており、ファン・ダイクと同じく即戦力になると太鼓判を押す。
「ファン・ダイクもスコットランドを去る時はスーパースターで、プレミアリーグをリードするクラブへ行くべきだった。代わりにサウサンプトンへ向かったが、ティアニーも同じだ。何かを証明する必要はない。彼はアーセナルでプレイするに十分だ」
サイドバック、ウイングバック、センターバックにも対応可能なDFとなれば、3バックと4バックを使い分けてきたアーセナル指揮官ウナイ・エメリにとって心強い存在となるだろう。セルティック一筋でプレイしてきたティアニーの実力は以前から知られていたが、アーセナルは即戦力となるDFを獲得できるか。
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