ランパードの監督就任に待ったをかける? チェルシーOBが物申す

監督としてダービーを昇格プレイオフへと導いたランパード photo/Getty Images

「監督就任は時期尚早」

就任初年度からチェルシーをプレミアリーグを3位、ヨーロッパリーグ優勝へ導いたチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督。彼は現在、今季限りでの解任が噂されており、母国イタリアのユヴェントス行きが濃厚と連日報じられている。

そんな同監督の後任候補として、来季からチェルシーを率いることが有力となっているのは、レジェンドであるフランク・ランパード氏だ。そのカリスマ性に疑いの余地はなく、加えてクラブの内部事情にも精通している。監督としても今季、チャンピオンシップ(2部)のダービー・カウンティを昇格プレイオフに導いた。チェルシーにとっては、うってつけの人材と言えるだろう。

クラブOBからもランパードの新指揮官就任に関しては、前向きな意見が多い。しかし、ジョン・ホリンズ氏はこのドタバタしている状況で、彼にバトンを渡したくはないと考えているようだ。英『Daily Mirror』によると、同氏は次のように語っている。

「もしランパードがプレイヤーの時と同じようにうまくできれば、それは素晴らしい決断になるだろう。けど、もっと重要なのは彼に時間を与えることだ。私は選手としてのフランクを愛していたし、1人の人間として彼を気に入っている。だけど本当に素晴らしい選手が素晴らしい監督になるとは限らないんだ。フランクはまだ自分のやり方を学んでいるところだ。そして正直に言うと、彼のチェルシー監督就任は時期尚早だと私は思う。彼がその仕事を全うできないと言っているわけではないが、来季のチェルシーは補強禁止処分を受けての活動になるだろう。彼にとって厳しい1年目になるよ。ロマン・アブラモビッチの財力を自由に使えないとなると、新しいプレイヤーを買うことができない。困難な状況に陥るよ」

たしかに、十分なサポートができないこの現状で、最後の望みとも言えるランパードを投入するのは愚策か。「できれば彼には万全の準備を整えてから満を持してチームを率いてほしい」と願っているファンも多いはず。はたして、チェルシーの監督人事はどう決着するのか。偉大なレジェンドを無下に扱わないことを祈るばかりだ。

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