“世界最高GK”の美技を見よ! 今でもトップクラスと絶賛される男の実力[映像アリ]

バイエルンのノイアー photo/Getty Images

独サイトは今でも世界トップレベルと称賛

リヴァプールのアリソン・ベッカー、マンチェスター・シティのエデルソン・モラレス、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンなど、世界最高のGKの座を巡るバトルは1つ下の世代へ移ったようにも思える。GKの世界でも世代交代のようなものが起きているのだ。

数年前ならば、多くの人はバイエルンのマヌエル・ノイアーをNO.1に推したはずだ。しかしノイアーは近年怪我も増え、昨年のロシアワールドカップでも評価を落としてしまった。世界最高と言われる機会は減ったかもしれないが、ブンデスリーガ公式はそれでもノイアーが世界トップレベルだと絶賛する。

衝撃だったのは25日に行われたライプツィヒとのDFBポカール決勝で、ノイアーはこのゲームでスーパーセーブを連発。コーナーキックに合わせたユスフ・ポールセンのシュートをブロックすると、エミル・フォルスベリとの1対1も見事な反応でセーブしてみせた。チームも3-0の快勝を収めており、この一戦で再びノイアーの評価は上がったと言える。
これまでの経歴を振り返っても、やはりノイアーの存在は特別だ。最終ライン裏のスペースをカバーするスイーパーGKなる言葉も生まれ、ノイアーの登場でGKに求められる仕事も変わった。同サイトはイェンス・レーマンやオリバー・カーンらドイツを代表する名GKのリーダーシップ、シュートストップ能力に加え、エドウィン・ファン・デル・サールの予測や足下の技術など、ノイアーにあらゆる力が備わっていると評価する。

テニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーのような存在とも伝えられており、ノイアーはベテランになってからも抜群の存在感を放つ。まだトップレベルを維持できるはずだが、今回のDFBポカール決勝を機に再び世界最高と言われるところまで評価を上げられるだろうか。


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