セスク、EL決勝で不発のエジルに“ダメ出し” 

『BT Sport』が行った試合中継に、コメンテーターとして出演したセスク photo/Getty Images

「もっと自分の力を証明しないと」

現地時間29日にUEFAヨーロッパリーグの決勝戦が行われ、アーセナルがチェルシーに1-4で敗れた。

かつて両クラブに在籍し、現在モナコでプレイしているMFセスク・ファブレガスが、イギリスの放送局『BT Sport』が行った同試合の中継にコメンテーターとして出演。この試合で得点に絡めぬまま途中交代を命じられたアーセナルのMFメスト・エジルにダメ出しをした。英『football.london』が伝えている。

「(エジルは)レアル・マドリードにいた頃、クリスティアーノ・ロナウドのようなトッププレイヤーに囲まれていた。彼はそこでトップレベルのサッカーを経験し、クラブ(アーセナル)は彼をリーダーに据えるべく獲得したわけだけど、ステップダウンしたならもっと自分の力を証明しないと。僕は今、毎日彼とトレーニングで顔を合わせているわけではないけれど、彼からそういった姿勢(中心選手としての自覚)は感じられないかな」
2018-2019シーズンの公式戦35試合に出場したものの、戦術的な観点でウナイ・エメリ監督からベンチスタートや招集外を言い渡されることも少なくなかったエジル。以前から守備面での貢献度の低さや好不調の波の激しさを複数のメディアで指摘されているが、アーセナルの主将を歴任したセスクからの言葉を真摯に受け止め、自身の成長に繋げることができるだろうか。







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