まさかと思える選手の名前も 英紙がマンCにオススメする”サネの後釜4人”

マンCのサネ photo/Getty Images

サネにはバイエルン移籍案も

昨季には考えられないことだったが、現在のマンチェスター・シティにはFWレロイ・サネ放出案がある。アリエン・ロッベン、フランク・リベリの後釜を探すバイエルンがサネを追いかけており、マンC側も放出を検討するのではと言われている。

サネは今季重要なゲームをベンチから眺める機会もあり、絶対的な存在になることはできなかった。左にはラヒーム・スターリング、右にはベルナルド・シウバ、リヤド・マフレズとライバルは多く、10得点11アシストを記録しながらもサネの序列はそこまで上がっていない。契約延長の話も出ているようだが、来季ポジションを確保できるかは不透明だ。

今後どう動くかは分からないが、英『Manchester Evening News』はさっそくサネが退団した場合にマンCが後釜として誰を獲得するのかと題した特集を組んでいる。今回候補者にリストアップされたのは全部で4人だが、興味深い選手も挙げられている。
まず1人目はベンフィカのジョアン・フェリックスだ。フェリックスはサネのようなウイングの選手とはタイプが異なるため、後釜との表現は適切ではないかもしれない。サイドで起用するとしても、より中へ切り込んで仕事をすることになるだろう。とはいえ、フェリックス獲得へサネの売却益を利用できれば大きい。

2人目はクリスタル・パレスのウィルフリード・ザハだ。ザハはチャンピオンズリーグに出場できるクラブでのプレイを希望しており、今夏にクリスタル・パレスを離れる可能性が指摘されている。ザハといえばマンチェスター・ユナイテッドに所属していた経歴を持つが、同メディアは同じマンチェスターでも青い方に戻るかもしれないと伝えている。

3人目はエヴァートンのリシャルリソンだ。ザハとリシャルリソンはマンCが求める選手なのか分からないが、フェリックスより安価に獲得できるのではないかと同メディアは考えている。スターリング、ベルナルド・シウバのバックアッパーと考えるならば、興味深い選択肢ではあるか。

最後の4人目のチョイスが面白い。同メディアがプッシュしたのは、バルセロナで苦戦するMFフィリペ・コウチーニョだ。サネとは異なるタイプだが、左にコウチーニョを配置すれば攻撃に幅が生まれるのは間違いない。グアルディオラのサッカーに合うのではないかと同メディアは考えており、ここでコウチーニョの名前が出てくるのは面白い。


マンCのサッカーにおいて、幅を取るウイングの選手は非常に重要だ。サネの動きは気になるが、フェリックスの獲得案を含めマンCはどのような判断を下すのだろうか。

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