ユーヴェはC・ロナウドを活かせていない!? キーマンに挙げられた意外な2人

ユヴェントスのC・ロナウド  photo/Getty Images

伊メディアが考えるロナウドの活かし方

セリエA初挑戦でいきなりリーグ制覇を達成し、自身も20得点超えを達成したユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド。チャンピオンズリーグは残念な結果に終わったが、文句のつけようもない1年目と言えるのではないか。

伊『Calciomercato』もロナウドの年齢を考えれば見事な結果と評価しているが、まだユヴェントスがロナウドの実力を100%引き出せていないとも主張する。ロナウド最大の特長といえば得点力で、近年はゴール前の動き出しで勝負する機会が多くなっている。つまり、ロナウドを活かすにはペナルティエリア内で頻繁にボールに絡める状況を作り出さなければならない。

しかし、同メディアは今季のロナウドが中盤まで下がってビルドアップに絡む機会が多かったと指摘。これを減らし、もっと高い位置に張った状態でプレイする方が良いと考えているようなのだ。中盤まで下がってボールに触れることでロナウド自身もリズムを作っているのかもしれないが、同メディアはこれを好んでいない。
やや意外かもしれないが、同メディアがキーマンとして名指ししたのはパウロ・ディバラとドウグラス・コスタだ。ロナウドの相棒はマリオ・マンジュキッチのようなセンターフォワード系のFWではなく、ディバラのようにピッチを自由に動いてチャンスメイクで貢献できる方が良いとの考えだ。サイドにもドウグラス・コスタのように個人で縦へ仕掛け、ペナルティエリアへボールを供給できる選手を同メディアは求めている。

ただし、この2人には今夏の退団説もある。指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが退任するため、2人の動きにも変化はあるかもしれない。いずれにしても同メディアは来季ロナウドがもっとセンターフォワードとして振る舞うことを望んでいる。それを実現すれば得点数を増加させられると考えているようだが、ロナウドをもっと上手く活かす形があるか。

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