2018-19シーズンのプレミアリーグも終わりを迎えたが、開幕前に獲得された新戦力の中で最大の輝きを放った選手は誰なのか。英『Squawka』が「今季大ヒットした新戦力TOP10」と題した特集を組んでいるが、これを見ると昨夏の補強が当たったチームはしっかりと結果を出していることが分かる。
10位:ウカシュ・ファビアンスキ(ウェストハム/GK)
9位:デイビッド・ブルックス(ボーンマス/MF)
8位:リカルド・ペレイラ(レスター・シティ/DF)
7位:ファビーニョ(リヴァプール/MF)
6位:リシャルリソン(エヴァートン/FW)
5位:ジョアン・モウチーニョ(ウォルバーハンプトン/MF)
4位:ラウール・ヒメネス(ウォルバーハンプトン/FW)
3位:ジェイムズ・マディソン(レスター・シティ/MF)
2位:ルーカス・ディーニュ(エヴァートン/DF)
1位:アリソン・ベッカー(リヴァプール/GK)
勝ち点97を獲得した2位リヴァプールは昨年1月に獲得したDFフィルジル・ファン・ダイクを含め、夏の補強も大ヒットが目立った。特に守護神アリソンの存在は大きく、リヴァプールの堅守はファン・ダイクとアリソンによってもたらされた。やや適応に時間を要したが、アンカーの位置でファビーニョがヒットしたことも大きい。
その他の順位を見ると、7位争いを繰り広げていた中堅クラブの名前が目立つ。昇格組ながら7位に入ったウルブズはポルトガル代表のベテランMFモウチーニョ、メキシコ代表のFWヒメネスがランクインしており、補強によってプレミアリーグでも戦えるチームへと変化した。
8位だったエヴァートンからはブラジル代表にも選ばれたリシャルリソン、さらにバルセロナからやってきた左サイドバックのディーニュも高い評価を受けている。中でもディーニュはレイトン・ベインズの後継者とも言える存在で、サイドバックながら4得点を記録した。
9位レスターからは岡崎慎司のライバル候補としてノリッジ・シティからやってきた司令塔のマディソン、そして攻撃的な右サイドバックであるペレイラが選ばれている。マディソンはすっかりチームの中心となり、イングランド代表にも選ばれた。岡崎とはタイプが異なるが、さすがに今回は岡崎にとって相手が悪かったか。
今夏もプレミアリーグには数多くの実力者がやってくることだろう。このランキングを見ても、結果を出すには2人ほどは大ヒットと呼べる補強がほしい。今夏の市場でどのクラブが賢い動きを見せるのか楽しみだ。