同点弾の起点となるパスも
UEFAヨーロッパリーグの準決勝2ndレグが現地時間5月9日に行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルトが敵地でチェルシーと対戦した。
[3-1-4-2]という布陣のアンカーポジションで先発した長谷部は、試合序盤から好プレイを披露。前半24分には相手DFダビド・ルイスの枠内シュートをゴールライン上でクリアし、チームを窮地から救った。
また、同選手は両軍のフィールドプレイヤーのなかで最多となる8本のロングパスを成功させるなど、攻撃の起点としても機能(データサイト『Sofa Score』より)。2戦合計スコア1-2とリードされて迎えた同試合の後半4分には最前線のルカ・ヨビッチに絶妙なパスを送り、このプレイが同点ゴールのきっかけとなった。
1-1の同点(2戦合計:2-2)で2ndレグの90分を終えたフランクフルトは、15分ハーフの延長戦でも粘り強い守備を披露。強豪チェルシーとPK戦までもつれ込む死闘を演じたものの3-4で敗れ、決勝進出を逃している。ヨーロッパリーグ制覇の夢を断たれてしまった長谷部だが、今季のブンデスリーガ残り2試合でもチームを牽引し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内入り(ブンデスリーガ4位以内)に貢献できるだろうか。
参照元:youtube(長谷部のクリアは1分23秒~、同点弾の起点となったパスは2分42秒~)