マンUにイヤミ? モウリーニョ、マンCとリヴァプールの補強を妬む

モウリーニョは昨年12月にマンUの監督を解任となった photo/Getty Images

遠回しにチクリ

今季途中にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任となったジョゼ・モウリーニョ。彼は現在プレミアで優勝を争う2チームの監督と比べ、マンUの自分に対する支援が足りなかったと遠回しに主張している。

「リヴァプールの今日のスタメンを見てごらんよ。クロップが就任したとき在籍していた選手は何人だい? そしてペップが(就任時在籍していた)サイドバックに満足しなかった際、その夏に彼は4人好みのサイドバックを購入した。そしてクラウディオ・ブラボを買ったね。ブラボに満足しなければ翌シーズンにはエデルソンも獲得した」

モウリーニョがチャンピオンズリーグ準決勝1stレグのバルセロナ対リヴァプールの試合を見て、このように語ったことを英『Daily Mail』が伝えている。マンUでは監督の要望に沿った選手補強が行われなかったと古巣に嫌味を言った格好だ。しかしモウリーニョも2016年の就任以降、MFポール・ポグバやFWアレクシス・サンチェスといった大物を加入させていたはずなのだが。続けてモウリーニョは補強だけにとどまらず、ともに戦うクラブに我慢強さも求めている。
「クロップは3年半タイトルを獲得できなったが、彼はまだクラブの信頼と信用を得ている。だからこそ、私は次の仕事でクラブが何を望んでいて、目的のため何を与えてくれるのを知らずに新しく会話を始めることはないだろうね」

モウリーニョの新たな職場の候補として、インテルやモナコといったさまざまなクラブが浮上している。しかし、これほどの要望を聞き入れてくれるほど懐の深いクラブはあるのだろうか。選り好みはしていられない気もするが……。

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