約1年ぶりに戦列復帰
昨年4月に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝1stレグ(ローマ戦)で、膝の十字靭帯断裂という重傷を負ったリヴァプールのMFアレックス・オックスレイド・チェンバレン。今季中の戦列復帰が絶望視されていたものの、今月26日のプレミアリーグ第36節(ハダースフィールド戦)で途中出場を果たした。
およそ1年ぶりにトップチームの戦列に復帰したオックスレイド・チェンバレンには、特筆すべきデータがある。同選手はリヴァプールに加入して以降の公式戦で計5得点を挙げているが、彼がゴールを決めた5試合で同クラブは全勝。また、2017-2018シーズンのプレミアリーグ第23節、及び同シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグではマンチェスター・シティを相手に2戦連続で強烈なミドルシュートを突き刺すなど、ビッグゲームでも結果を残している。
自陣に引き籠る相手の攻略に苦労するケースが多いリヴァプールにとって、守備ブロックの外側からでもミドルシュートでゴールを狙えるオックスレイド・チェンバレンの復帰は朗報と言えるだろう。同選手がシーズン最終盤で躍動し、リヴァプールに久々のメジャータイトルをもたらすのだろうか。