ダビド・ルイスが守備固めた相手に怒り心頭! 「アンチ・フットボールだ」

バーンリーのとった戦術に対して不満をあらわにしたダビド・ルイス photo/Getty Images

暫定4位浮上も……

現地時間22日に行われたプレミアリーグ第35節、チェルシーはホームでバーンリーと対戦した。試合は前半24分までで2-2と派手な打ち合いになるかとも思われたが、バーンリーは同点ゴールを奪って以降自陣に引き強固な守備ブロックを形成。チェルシーはこれを試合終了まで崩せず最終的に勝ち点1を分け合う結果となった。これによりチェルシーは暫定4位に浮上。とはいえ、トップ4入りを争う3位トッテナムや5位アーセナル、6位マンチェスター・ユナイテッドとの差はすべて3ポイント以内。チェルシーはこれらのチームより試合消化が1つ多いため、いまだ気の抜けない状況が続いている。

そんな中、この試合で勝ち点3を得られなかったことにDFダビド・ルイスは我慢ならなかったようだ。試合後、彼が同点ゴール以降守備を固めたバーンリーに対して不満をあらわにしたことを英『BBC』が伝えている。

「アンチ・フットボールだ。ボールを保持している際は特に時間を無駄にしたね。バーンリーの選手はピッチに倒れ、ゲームを止めたよ。彼らは11人全員がボックスの中にいた。そういった状況で得点するのは難しいことだ」
バーンリーからしてみれば上位チームから勝ち点を奪う機会などめったにない。スター軍団相手に前半24分から守りに徹してミッションを完遂したことはむしろ称賛されるべきともいえるだろう。チェルシーは15位に沈むチーム相手に勝ち点を取りこぼす残念な結果となったが、気持ちを切り替えて残りの3試合に臨みたいところだ。

今季もいよいよ大詰めとなった。優勝はおろかいまだ来季のチャンピオンズリーグ出場チームの予想すら困難な戦いが繰り広げられているプレミアリーグ。一時はボーンマスやマンチェスター・シティに大敗するなど来季のCL出場が危ぶまれたチェルシーだが最後に笑ってシーズンを締めくくることができるか。

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