マンUが”カンプ・ノウの奇跡”へ! カギはポグバとサイドアタックにあり

バルセロナに挑むマンU photo/Getty Images

英紙が必要なことを指摘

パリ・サンジェルマン戦2ndレグに続く奇跡を起こすこと。これが16日にバルセロナとのチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグに臨むマンチェスター・ユナイテッドに与えられたミッションだ。本拠地オールド・トラフォードでの1stレグは0-1で落としてしまい、今回の舞台はカンプ・ノウ。難しい戦いだが、ベスト4へ進むにはパリ・サンジェルマン戦に続くミラクルが必要だ。

では、ミラクルを起こすために何をすればいいのか。英『Manchester Evening News』がいくつかポイントを指摘しているが、まずはMFポール・ポグバの活かし方だ。パリ・サンジェルマン相手に2ndレグで大逆転劇を演じた時、マンUはポグバを欠いていた。これも奇跡と言われる理由なのだが、今回はポグバがいる。カンプ・ノウでポグバがどこまで違いを生めるかが1つのカギとなる。

同メディアが気にしているのはポゼッション率だ。パリ・サンジェルマン戦の2ndレグでマンUが記録したポゼッション率は僅か27%、バルセロナ戦1stレグは33%だった。カンプ・ノウで戦うことを考えると、この数字はさらに落ちるかもしれない。ボールをなかなか保持できない中でどうポグバに違いを生んでもらうのか。できるだけボールを保持する時間を長くしたいところで、守備から攻撃へ切り替える際に上手くポグバを使いたい。
もう1つのポイントはサイドを上手く利用すること。指揮官オーレ・グンナー・スールシャールは2トップを採用することも多いが、同メディアはウイングの選手がサイドを攻略する形を狙ってほしいと考えている。バルセロナ相手にカウンターを仕掛ける際にはサイドを素早く利用することが大切で、中央突破だけでは難しい。思い切った3トップ起用も選択肢に入ってくるはずだ。

1stレグでも効果的だったマクトミネイらでしっかりと中盤をプロテクトし、そこからどれだけ素早く攻撃に転じることができるのか。バルセロナ攻略のカギはそこにある。守りの時間も長くはなるだろうが、カンプ・ノウでミラクルを起こせるだろうか。

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