どうしたサラー…… 2ヶ月無得点のエースについてクロップは何を思う

2ヶ月ゴールから遠ざかっているサラー photo/Getty Images

揺るがぬクロップ監督の信頼

2ヶ月近くゴールから遠ざかっても、リヴァプールの指揮官を務めるクロップ監督のエースへの信頼は揺るがない。

昨季公式戦52試合に出場して44ゴールと、リヴァプール加入1年目ながらゴールを量産し、大ブレイクを果たしたエジプト代表FWモハメド・サラー。今季も前半戦からゴールを量産しており、1月末までで19ゴールを記録している。しかし2月に入ると、思うようにゴールを挙げることができず、同月9日に行われたボーンマス戦(プレミアリーグ第26節)で決めたダメ押し弾を最後に、ここ公式戦8試合もゴールがない。

そんなサラーについて、クロップ監督が言及。『BBC』や『The Guardian』など複数の英メディアによると、インタビューで「昨年40ゴールを記録しているんだ。みんなならその状況をどのように対処するんだい? 彼のキャリアは終わらない。彼は今季20ゴール記録しているし、直近2シーズンで60ゴールを奪っていることになる。そう見れば、決して悪くない結果だよ」と述べた。
さらに「もし(スコアラーが)一人しかいないのであれば、おそらくその選手に依存してしまう。ただ、我々はサラーのゴールに依存してはない。彼は驚異だよ。我々に多くのものをもたらしているし、彼はいい準備をしてこの新たな状況に対処している。適応するために少々時間がかかることもあるが、彼はそんなに時間を必要するとは思えないよ」と明かしたい上で「サッカーで問題を解決するには仕事効率が大事だ。なんども何度も繰り返していれば、そのうちボールから近寄ってくると思うよ」と話している。

今季リヴァプールがタイトルを獲得するためには、サラーの復活がキーとなるかもしれない。5日にサウサンプトンとの一戦を控えているが、リヴァプールのエースは2ヶ月ぶりにゴールネットを揺らすことができるのか。

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