欧州最強の攻撃軍団・マンCが見据える4冠 今季”総得点139″の脅威

破壊力抜群のマンC photo/Getty Images

CLベスト16ではシャルケを圧倒

今季のチャンピオンズリーグ・ベスト16の中で、最も予想しやすいカードの1つと言われていたのがマンチェスター・シティとシャルケのゲームだった。4冠を狙わんとするマンCに対し、シャルケは国内リーグでも苦戦が続いている。状況的にも戦力的にもシャルケがマンCから勝利をもぎ取るのは難しかった。

とはいえ、まさか2戦合計のスコアが10-2まで開くとは予想外だった。1stレグこそマンCが敵地で3-2のスコアで勝利する僅差の戦いだったが、マンCの本拠地で迎えた2ndレグは7-0と圧勝。シャルケを粉砕してみせた。

やはり今のマンCで恐ろしいのは攻撃力だ。英『Daily Mail』によると、今季のマンCはここまで全てのコンペティションを合わせて48試合戦っている。奪った得点数は驚異の139得点となっており、これは欧州五大リーグでトップの数字だ。
マンCの場合はFA杯、カラバオ杯と国内カップ戦も順調に勝ち上がったため、試合数が少し多いのは事実だ。しかし42試合で122得点のパリ・サンジェルマン、44試合で109得点のバルセロナを抑えてトップに立っているのは見事だ。

また、イングランドの過去の記録と比較してもマンCの得点数は異常だ。48試合終了時点での数字では、これまで1961年にトッテナムが記録した134得点が最高の数字となっていた。それを今季のマンCが塗り替えたことになる。ちなみに昨季のマンCは48試合を消化して124得点となっており、ジョゼップ・グアルディオラのチームは確実に進歩していると言えよう。

すでにカラバオ杯は制覇しており、FA杯も準々決勝まで進んだ。チャンピオンズリーグは楽々とベスト8入りを決め、リーグ戦でも首位だ。圧倒的な攻撃力を武器に4冠を狙うことも可能に思えるが、グアルディオラのチームはどこまで進化するのか。

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