アーセナルサポーターも後悔? リヴァプール苦しめたFWに「戻ってきて」 

バイエルンのニャブリ(左) photo/Getty Images

バイエルン唯一の得点を演出

13日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでリヴァプールと対戦したバイエルンは、思うように攻撃することができず1-3で敗れた。リヴァプールの守備は2試合を通して安定しており、やはり全盛期のアリエン・ロッベンやフランク・リベリでもいない限り崩すのは難しかったのかもしれない。

そんな中でも印象的なパフォーマンスを見せたのが、右サイドで先発したセルジュ・ニャブリだ。バイエルンは前半に相手のオウンゴールで追いつくことに成功したが、そのゴールを演出したのはニャブリだ。この同点シーン以外にも驚異的なスピードを武器に左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンの背後を取ることが何度かあり、ニャブリのスピードはバイエルンにとって大きな武器だ。

このパフォーマンスに反応しているのが、アーセナルサポーターだ。ニャブリは15歳からアーセナルでプレイしていた経歴を持っているのだが、アーセナルではポジションを確保できなかった。2016年にはブレーメンへ500万ポンドとされる移籍金で移籍し、その翌年にバイエルンへ移籍している。今のパフォーマンスを見ると、500万ポンドで手放したのはあまりに痛い。
英『Football London』によると、アーセナルサポーターからもニャブリを大事にすべきだったと後悔の声が漏れている。今のアーセナルには純粋なサイドアタッカーが必要と言われているだけに、余計にニャブリが恋しく思えるのだろう。

「ニャブリはアーセナルが探しているウイングだ」

「ニャブリはアーセナルのスタメンには入れなかったのに、バイエルンのスタメンには入っている。どう理解するんだ?アーセナルは愚かだ」

「ニャブリが今もアーセナルにいれば良かった」

「ニャブリに戻ってきてほしい」

ニャブリもバイエルンで定位置を確保するまでには少しばかり時間がかかった。ホッフェンハイムにレンタル移籍していた時期もあり、バイエルンでもロッベンの負傷が増えてきたことで出番が巡ってきた形だ。ドイツに向かったからこそ今の成長があるとも言えるが、このクオリティならアーセナルでも十分スタメンを確保できただろう。

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