シュバインシュタイガーがバイエルンに帰還? CEOが引退後の古巣復帰を示唆

引退後、バイエルン復帰の可能性があるシュバインシュタイガー photo/Getty Images

パーソナリティを高く評価

ドイツのレジェンドが帰還するかもしれない。バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、4年前にクラブを退団した元ドイツ代表バスティアン・シュバインシュタイガーについて言及した。彼が選手としての生活に別れを告げた後、クラブに復帰する可能性があるというのだ。

シュバインシュタイガーはバイエルン・ミュンヘンで500試合に出場し、8つのリーグタイトル獲得と2013年のチャンピオンズリーグ優勝に貢献。ドイツ代表でも121試合に出場したレジェンドだ。退団後はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を経て、現在はアメリカ・MLSのシカゴ・ファイアーに所属している。

英『Squawka』によると、ルンメニゲ氏は「バイエルンは常に以前クラブに所属した重要な選手とつながることに興味を持っています。例えばシュバインシュタイガー。ただ、彼がミュンヘンに帰ってくるかはわからない。彼の行動は常に非常に真剣で、正直で、そして愛想が良かった。バスティ(シュバインシュタイガーの愛称)とは比較的頻繁に連絡を取り合っていて、私は彼にクラブに帰ってくることが魅力的な選択肢であるかどうかをいつか考えるべきだと言いました」と発言し、彼の古巣復帰を希望していることを明かした。
このコメントからも、ルンメニゲ氏がシュバインシュタイガーのパーソナリティを高く評価していることが窺える。バイエルン退団後も、ことあるごとに彼についてコメントしてきたルンメニゲ氏にとって、復帰は悲願なのだろう。

かつて中盤の要としてクラブの栄光を支えたシュバインシュタイガーは現在34歳。彼のシカゴ・ファイアーとの契約は今年12月までであるため、契約が切れるタイミングでの引退も十分に考えられる。選手生活は終わりに近づいているが、こうして古巣が引退後の道を提示してくれるのは本人としてもさぞ嬉しいことだろう。はたして、来年このレジェンドは再びミュンヘンの地に降り立つのだろうか。

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