トップ下では通用しない…… マンUのMFが選択したポジションチェンジとは

マンUのアンデル・エレーラ photo/Getty Images

中盤のハードワーカーに

好調を維持するマンチェスター・ユナイテッドで縁の下の力持ちとなっているのがMFアンデル・エレーラだ。エレーラはジョゼ・モウリーニョ前指揮官からもチェルシー戦でエデン・アザールのマンマークを任されるなど、中盤で必死に汗をかいてきた。今となってはマンUの中盤に欠かせぬファイターだ。

しかし、エレーラは始めからそういったタイプの選手だったわけではない。エレーラは2014年にアスレティック・ビルバオから加入した選手だが、マンUに来てからプレイスタイルを変えることにしたのだ。米『ESPN』によると、エレーラは世界を代表するビッグクラブの1つであるマンUで攻撃的MFとして生き残ることは難しいと考え、ポジションを下げてハードワークするスタイルに変えたことを明かしている。

「ビルバオでは10番の位置でプレイすることに慣れていたし、多くのゲームでプレイしてきた。ただ世界最大のクラブの1つであるユナイテッドに来た時、ここでトップ下を務めるにはシーズンに10点以上は決めないといけないと気付いたんだ。リンガードもそれをするし、ファン・マタだってそうだ。だからこのクラブで重要な選手になるには、自分のフットボールに何かをプラスしなければと気付いたのさ。僕はトップ下よりも8番の位置でプレイすべきと思ったんだ。だからここで180試合もプレイできて、ファンがリスペクトしてくれるんだ」

またポジションを下げてプレイするにあたり、元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが1つのヒントになったことも明かしている。エレーラもシャビと同じく小柄なMFで、シャビのように素早く正確な判断を下せるようにと意識したようだ。

「最も難しいのは正しい判断をすることだ。スピードがあって強くてジャンプ力があり、50ヤードも離れたところから凄いシュートを決められたとしても、いつシュートを打つのか、いつ走るのか、いつ飛ぶのかを理解しないとダメなんだ。だから僕たちはシャビを手本とする。彼は史上最高の選手の1人だからね」

エレーラはシャビほどゲームをコントロールできる選手ではないが、自身が何をすべきかの判断力を磨いてマンUで生き残ってきた。すでに新契約を結ぶ話も出ており、サポーターもエレーラのクオリティを理解しているはずだ。結果的にプレイスタイルを変える判断は正解だったと言えよう。

記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.232 平成の日本代表クロニクル
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン!

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ