“マンC最速の若手FW”がドイツへ? サンチョに続く大ブレイク候補か

マンCのラビ・マトンド  photo/Getty Images

18歳のスピードスターにシャルケが狙い

ドルトムントでイングランド代表MFジェイドン・サンチョが大爆発したことをきっかけに、若いイングランド人選手がドイツ行きを選択する機会が増えている。ブンデスリーガのクラブも第2のサンチョを探せとプレミアリーグでもがく若手選手に目を向けているが、また1人ドイツ行きに近づいている者がいる。

2016年にマンチェスター・シティのユースチームに加わった2000年生まれの18歳FWラビ・マトンドだ。自他共に認めるスピードスターであるマトンドは、マンC内でも1、2を争うほどのスピードの持ち主と言われている。18歳と若いが将来を期待されており、昨年には若手を積極的に招集してきたライアン・ギグスの手によってウェールズ代表デビューを果たしている。国外のクラブが目をつけるのは当然だろう。

英『TalkSport』によると、マンC側はマトンドを残留させたいと考えていたようだが、マトンドはプレイタイムを増やすべく国外移籍を検討している。現在はブンデスリーガのシャルケが獲得に近づいており、サンチョ、さらに今冬レアル・マドリード行きを決めたMFブラヒム・ディアスに続いてマンCから若手が国外へ出て行くことになる。
指揮官ジョゼップ・グアルディオラはマトンドについて、「彼がどれだけ良いかは分かっている。驚くほど速いウイングだ」と評価している。マンCのメンバーに割って入るのは難しいが、ドイツならばサンチョのように出番を与えられるかもしれない。ブンデスリーガのクラブは身体能力の高い選手を欲しがる傾向にあり、マトンドはぴったりの逸材と言える。

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