一強状態のユーヴェになぜ? アーセナルOBはラムジーのセリエA行きに不満

アーセナルのラムジー photo/Getty Images

プレミアの方が優勝争いは面白いか

アーセナルに所属するMFアーロン・ラムジーは今季限りでクラブを離れ、イタリア王者ユヴェントスに向かう可能性が高いと言われている。ユヴェントスはチャンピオンズリーグ制覇を狙うチームで、今の実力は世界トップレベルにある。ウナイ・エメリの下でチームのベース作りをおこなうアーセナルに比べれば、ユヴェントスの方がタイトルに近い存在なのは間違いない。

しかし英『Daily Mirror』によると、クラブOBエマニュエル・プティ氏はラムジーのユヴェントス行きに納得していない。なぜならセリエAはユヴェントスの一強状態で、他クラブとの差があまりにもはっきりしているからだ。一方のプレミアでは連覇することが極めて難しく、常に4、5チームは優勝を狙える位置にいる。そのような熱い環境を捨ててセリエAに向かう考えには納得できないのだろう。

「ネガティヴにはなりたくないが、正直なぜ彼がユヴェントスに行くのか理解できないな。プレミアリーグは世界最高のリーグであり、最も争いが激しいリーグだ。毎シーズン3、4チームがタイトルを争うところを見ている。それはイタリアやスペイン、フランスなどでは起きていない。ラムジーの判断は間違いだと思うよ」
今季はリヴァプール、マンチェスター・シティの両チームが少し飛び抜けているが、それでもトッテナムやチェルシーにも頂点を狙う力がある。エメリのスタイルが浸透した来季にはアーセナルもそこに加わることになるかもしれない。独走がなかなか起こらないことがプレミアらしさで、プティ氏はその環境に惚れ込んでいるのだろう。

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