武藤がついに目覚めた 3年以上ぶりの得点に「やっと日本代表に貢献できた」

失点直後に貴重な同点弾を決めた武藤 photo/Getty Images

目標は「優勝」のみ

日本代表は17日、UAEで開催されているアジアカップのグループF最終節で、ウズベキスタン代表と対戦。先制点を許したが2点を奪い返し、2-1の逆転勝利を収めた。この結果、グループステージで苦戦を強いられたものの見事3連勝を飾り、首位通過を決めている。

この一戦でスターティングメンバーに名を連ね、失点直後に室屋成の右クロスを頭で合わせ、貴重な同点ゴールを決めた武藤嘉紀。試合後のインタビューに応じると、日本代表では2015年10月に開催された国際親善試合のイラン代表戦以来、約3年3ヶ月ぶりのゴールということもあり、「本当に久しくゴールから遠ざかっていたので、今日やっと日本代表のために、勝利に貢献できて非常に嬉しく思う」と喜びを語った。

そして「第3戦ということもあって、大幅なメンバー変更があったが、自分たちで何がなんでも1位通過で決勝トーナメントへ行けるように、チーム一丸となってとにかく相手よりも走るということを心がけてプレイした」とも述べている。
さらに「総力戦になってくると思うし、自分のためではなく、日本代表のため、そして応援してくださる方々のためにも、泥臭く、自分自身も今日みたいなゴールをとって、チームの勝利に貢献したい」と話しつつ「(目標は)優勝ひとつ。とにかく優勝するために一つ一つしっかりと相手を粉砕していきたいと思う」と飛躍を誓った。

武藤は自らのゴールで、日本代表を2大会ぶりの優勝へ導くことができるのか。決勝トーナメントでのさらなる活躍に期待だ。

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