チェルシーが大型補強へ!? 再びプレミアの頂点へ”4人”の実力者に狙い

イカルディもターゲット photo/Getty Images

アブラモビッチ氏が動くか

チェルシーは先日ドルトムントからMFクリスティアン・プリシッチの獲得を発表したが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏はさらなる補強を計画しているのかもしれない。

英『Daily Mirror』は、アブラモビッチ氏が大型補強に打って出る可能性があると取り上げている。ターゲットになっているのは、すでに獲得が近いとも言われるカリアリMFニコロ・バレッラ、ゼニトでプレイするMFレアンドロ・パレデス、ボーンマスで印象的な活躍を見せるFWカラム・ウィルソン、そして最大の目玉となるインテルFWマウロ・イカルディだ。

バレッラはラジャ・ナインゴラン2世とも言われる21歳のMFで、今冬の市場でも大きな注目を集めている。攻守にアップダウンすることができ、今のチェルシーには少ないタイプのMFだ。指揮官マウリツィオ・サッリのスタイルにも合うと期待されており、獲得できれば大きい。パレデスもアルゼンチン代表としてのプレイ経験を持つ実力者で、ローマに所属していたこともある。
そしてチェルシーにとって最大の問題となっているのがセンターフォワードの得点力不足で、アルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーに代わる点取り屋が欲しい。ウィルソンはプレミアリーグで結果が出せることを証明しているストライカーで、今季もリーグ戦20試合で9得点6アシストの成績を収めている。

イカルディの得点力は説明する必要がなく、年間に30ゴールは期待できる。体も強く、プレミアのスタイルにも適応できるはずだ。もちろん獲得の難易度は他の選手よりも高いが、同メディアはアブラモビッチ氏が大型補強でチーム全体をガラリと変えようとしていると期待を込めている。イカルディ獲得へ本腰を入れるなら、その本気度がうかがえるというものだ。

マンチェスター・シティやリヴァプールとの差を埋めるには補強が欠かせない。噂されるエデン・アザールのレアル・マドリード行きが実現するなら尚更だ。来季スタート時のチェルシーがどのようなチームになっているのか非常に楽しみだ。

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