チャンピオンズリーグのグループステージも折り返し地点を迎えた。ここまでは大きな波乱もない想定通りの展開と言えるのではないだろうか。優勝候補とされるチームも勝ち点をしっかり稼いでおり、特別大きなサプライズは起きていない。
では、現時点で最も力があると考えられているチームはどこなのか。英『Daily Mirror』はグループステージ第3節消化時点でのパワーランキングを発表しており、今回はTOP15を紹介する。
15位:リヨン
14位:マンチェスター・ユナイテッド
13位:FCポルト
12位:インテル
11位:ドルトムント
開幕節でマンチェスター・シティを撃破してみせたフランスの若手軍団リヨン、2勝1分でグループD首位に立つポルトなどクセ者とされるチームも入ってきている。グループ2位ながらマンUの評価は低く、同メディアも大きな変化が必要と警告している。ベスト16に進めるかもしれないが、それより上を目指すのは難しいだろう。
無傷の3連勝、しかも無失点を維持しているドルトムントはもう少し評価が高くてもいいはずだ。決勝トーナメント行きは確実で、今季の台風の目となる可能性は十分に考えられる。
10位:ローマ
9位:ナポリ
8位:アトレティコ・マドリード
7位:パリ・サンジェルマン
6位:バイエルン
グループの力関係から考えると、グループGで2位につけるローマはレアル・マドリードとともにベスト16へ進めるだろう。グループA2位のアトレティコ、グループE2位のバイエルンも同じだ。唯一分からないのは死の組となっているグループCだ。
勝ち点6で首位がリヴァプール、勝ち点5で2位がナポリ、勝ち点4で3位がPSGと大混戦だ。このグループは最後までもつれるだろう。
5位:レアル・マドリード
4位:リヴァプール
3位:マンチェスター・シティ
2位:ユヴェントス
1位:バルセロナ
王者レアルはリーグ戦でも躓いているため、評価はやや低くなっている。一方でトップ3は盤石だ。マンCは開幕節こそリヨンに敗れたが、その後はリーグ戦でも攻撃陣が爆発している。優勝候補の一角との評価に疑いはないはずだ。
2位ユヴェントス、1位バルセロナも優勝候補だ。ユヴェントスは欧州屈指の安定感を誇っており、クリスティアーノ・ロナウドが加わったのも効いている。バルセロナはインテル、PSV、トッテナムと厄介なグループに入ったが、そこでも問題なく3連勝を収めている。同メディアは守備に改善すべき点があると指摘しているが、同時にアルトゥール・メロが早々にフィットしたことが大きいと称賛もしており、ファイナルまで進めるチーム力と評価している。