ミラン、ようやく今季2勝目 ガットゥーゾ監督が明かした現状の課題とは

ミランの課題を明かしたガットゥーゾ監督photo/Getty Images

守備面に多くの課題が?

ACミランの指揮官を務めるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、現時点でのチームの課題を明かした。

9月30日に行われたセリエA第7節で、ミランは敵地でサッスオーロと対戦した。ここ3試合はドローに終わっていた同クラブだが、この日はスソの2ゴールなどでスコアを4-1とし、リーグ戦4試合ぶり、そしてようやく今季2つ目の勝利を手にした。

試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたガットゥーゾ監督は「ここまでの5試合、チームは常に良いパフォーマンスを披露してきたが、一貫性に欠け、調子の波があった。素晴らしい前半を披露したかと思えば、後半に急失速。(前節の)エンポリ戦も4点ぐらい奪うチャンスはあったが、(相手GKの)テッラチアーノがファインセーブを5、6回披露した」とここまでの試合を振り返りつつ「現時点では、我々の守備の動きは良いとは言えない。守備面だけではないが、守備のブロックが脆かったり、位置が深すぎてしまったりする。これが我々の弱点だ」と明かした。
ただ、サッスオーロ戦の快勝で、ガットゥーゾ監督は少なからず手ごたえは感じだようだ。「(今日の試合でも)問題を引き起こすようなミスがたくさんあった。ただ、我々はそれを改善しなければならないことを知っている。このような現状でも、チームはたくさんの良いことも行なっている。今日の結果は、我々が取り組んできたあらゆる面で、自信につながるんじゃないかな」とも述べている。

はたして、ミランはここから巻き返しを図ることができるのか。同クラブは次節、7日にキエーヴォをホームへ迎え入れる。この試合にも勝利し、代表ウィーク明けの21日に控えているミラノダービーへ向けて、少しでも調子を上げたいところだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ