インテル、スパレッティとともに“世界最強チーム”を目指す 指揮官との契約を2021年まで延長

インテルとの契約を延長したスパレッティ監督。今季は欧州最高峰のコンペティションで結果を残せるか photo/Getty Images

「最大の信頼と長期的なプロジェクト」

インテルは14日、チームの指揮官を務めるルチアーノ・スパレッティ監督と新契約を締結したと発表した。2019年までだった契約を、2021年まで2年間延長している。

現在59歳のスパレッティ監督は、現役時代に終止符を打ったエンポリで監督キャリアをスタートさせ、2度のローマの指揮官就任などを経て、昨夏に近年苦戦を強いられているインテルの復権を託された。すると、昨季は紆余曲折がありながらも、最終節でラツィオとの直接対決を制し、逆転でシーズンを4位フィニッシュ。7年ぶりに欧州最高峰のコンペティションであるチャンピオンズリーグの出場権をチームにもたらしていた。

インテルのオーナーである蘇寧グループの張近東会長の息子で、クラブの委員会メンバーあるスティーブン・チャン氏はこの契約延長に際して「インテル創設110年の歴史の中で、我々はクラブを正しい道へ進めるために、重要な決断を下してきた。新シーズンの初めに、我々はルチアーノ・スパレッティとの関係をさらに強化し、もう一歩踏み出したいと思っている」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。
さらに「昨季、スパレッティと彼のスタッフは、チームを成長させ、インテルを最も権威のある欧州の舞台へ導いた。これは我々のコーチ陣が、シーズンを通して見せたハードワークと献身性を証明したものだ」と述べた上で「我々はスパレッティとの契約を延長し、世界のサッカー界で最強チームの1つを目指す旅を続けられることを嬉しく思っている。契約延長は、彼の仕事に対する最大の信頼と長期的なプロジェクトが、確固たるものであることを示したものだ」と喜びを語っている。

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