シャビはスペイン代表の”脱ティキ・タカ”許さない! 「これが進むべき道と私は疑っていない」

元スペイン代表のシャビ photo/Getty Images

ティキ・タカこそスペインが目指すべき道?

大会前は優勝候補の一角に挙げられていたものの、ベスト16で開催国ロシア代表に敗れてしまったスペイン代表。一部ではアンドレス・イニエスタが代表を去ることもあり、これまで続けてきたポゼッションサッカーを改めるべきではないかとの意見も出ている。これに反論しているのが元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスだ。

シャビはティキ・タカの申し子のような存在だが、スペイン『as』によればスタイル変更は大きな過ちだとシャビは主張しており、選手が変わってもスタイルは維持するべきとの考えを示している。

「ティキ・タカのスタイルがスペインの進むべき道と私は疑っていない。このスタイルは10年前にスタートした。カマーチョ、イニャキ・サエス、ルイス・アラゴネス、デル・ボスケとね。このスタイルは維持すべきだ。異なるアイディア、スタイルに突然変えるのは大きな過ちになるだろう。スペインはイスコ、ブスケッツ、チアゴ、アセンシオらでこの道を進まないといけない」
どれだけパスを繋いでもロシアの守備陣をなかなか崩せなかったが、スペインはまだこの道を続けるべきなのか。スペイン代表の新指揮官には元バルセロナのルイス・エンリケが就任したが、エンリケはジョゼップ・グアルディオラほどポゼッションにこだわっていたわけではない。エンリケはバルセロナに縦の速さをプラスしたが、スペイン代表はこれからどう変わっていくのだろうか。

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