香川真司の名前がない? ファブレ体制でスタートする来季ドルトムントのスタメン予想は

ドルトムントの香川 photo/Getty Images

来季もポジション争いは激しい

ロシアワールドカップで改めて自身の才能を証明した日本代表MF香川真司は、ここから再びクラブに戻ってプレイしていくことになる。香川の所属するドルトムントでは新シーズンからルシアン・ファブレが指揮を執ることになっており、これまでニースやボルシアMGなどで結果を出してきた知将がドルトムントをどう変えるのか楽しみだ。

そこでブンデスリーガ公式は、ファブレ就任でドルトムントがどう変化するのかスタメンを予想。ファブレが使うであろう[4-3-3]、[4-4-1-1]のシステムに合わせて予想を展開している。気になるのは香川が中盤でどのような役割を与えられるかだが、予想スタメンに香川の名前はない。

中盤ではマフムード・ダフード、マリオ・ゲッツェ、さらに今夏獲得したデンマーク代表MFトーマス・デラネイを指名している。特に同サイトはダフードがファブレの下で輝くのではないかと予想しているのだが、ファブレはボルシアMGを指揮していた際にクラブの下部組織でプレイしていたダフードのことを高く評価していた。そのダフードが成熟し、ファブレが好んで起用するのではないかとの読みだ。
ゲッツェは香川より上と思えない部分もあるが、未だに評価は高い。いずれにしても香川は来季も激しいスタメン争いに巻き込まれることになりそうだ。またその他の構成では、最終ラインが右からウカシュ・ピシュチェク、マヌエル・アカンジ、新加入のアブドゥ・ディアロ、マルセル・シュメルツァー、中盤は先ほどの通りで、前線はマルコ・ロイス、クリスティアン・プリシッチがウイング、マクシミリアン・フィリップを最前線に配している。

そして[4-4-1-1]のシステムの場合は最終ラインの顔ぶれはそのまま、中盤はダフードとデラネイのダブルボランチに、右サイドがプリシッチ、左サイドに若いジェイドン・サンチョ、トップ下にロイス、最前線はフィリップだ。こうしたスタメン予想では新加入選手がお披露目とばかりに入れられるものだが、香川はスタメン争いに勝っていけるのか。まずはワールドカップの疲れをしっかり取ってほしいところだ。

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