トッテナム、来季のCL出場権を確保 昨季王者チェルシーはプレミア4強入りにピンチ

決勝ゴールを挙げたケイン。チームに来季のCL出場権をもたらす photo/Getty Images

チェルシーが下位相手に痛恨のドロー

9日に延期されていたプレミアリーグのいくつかの試合が行われ、トッテナムがチャンピオンズリーグ出場権を勝ち取った。一方、昨季王者のチェルシーはトップ4入りが厳しい状況となっている。

現在5位につけているチェルシーはハダーズフィールドをホームへ迎え入れた。なかなかゴールを奪うことができず、前半をスコアレスで折り返したチェルシー。後半開始直後の50分にカウンターから痛恨の失点を喫し、先制点を奪われる展開に。63分に相手のクリアがマルコス・アロンソに当たってボールがゴールに吸い込まれ、スコアを振り出しに戻すも、その後逆転ゴールを奪うまでには至らず。1-1のドローで試合終了のホイッスルを迎えた。

一方、ホームでニューカッスルと対戦した4位トッテナム。こちらもスコアレスのまま後半を迎えたが、60分にエースが均衡を破った。ソン・フンミンのパスをペナルティエリア中央で受けたハリー・ケインがダイレクトでゴールを狙う。右足から放たれた狙い澄ましたシュートはゴール右隅に突き刺さり、先制に成功した。追加点こそ奪えなかったものの、この1点を最後まで守りきったトッテナムは、1-0でニューカッスルを撃破している。
この結果、最終節を残してトッテナムは3位に浮上し、5位チェルシーとの勝ち点差が「4」に。4位以内を確定させ、来季のチャンピオンズリーグ出場が決まった。一方、下位相手に勝ち点を取りこぼしてしまったチェルシーは、延期試合がなかった4位リヴァプールと勝ち点で並ぶことができず、勝ち点差「2」となっている。


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