「昨季はシティもリヴァプールもタイトル勝ち取れなかった」 コンテが語る戦術論

チェルシーを率いるコンテ photo/Getty Images

攻撃的なサッカーが正義ではない

チェルシーは6日にリヴァプールと対戦するが、両チームのスタイルは全く異なる。今季は超攻撃的なマンチェスター・シティが圧倒的な強さでプレミアリーグを制したこともあり、攻撃的なフットボールこそタイトルを勝ち取る最善の策と捉えられている部分がある。

しかし英『Daily Mail』によると、チェルシーを指揮するアントニオ・コンテは様々なスタイルがあると反論しており、自身が思う理想的な戦い方について語っている。

「フットボールには様々なスタイルがあると思う。勝てるスタイルがたった1つということはないんだ。昨季シティもリヴァプールもタイトルを勝ち取れなかったが、彼らのスタイルは今も同じだ。選手、監督としての経験から、あらゆる場面においても攻守で適切なバランスが取れていることが非常に重要だ。攻撃的すぎず、守備的すぎずね。これが何かを勝ち取るためのベストなやり方なんだ。ただ、全ての指揮官は独自のアイディアを持っているものだし、私はその全てをリスペクトしている」
コンテのフットボールは時に退屈と言われるかもしれないが、昨季はリーグタイトルを獲得している。サッカーファンの中でも好き嫌いは分かれるだろうが、コンテは自身の哲学に自信を持っている。


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