昨季王者とCLファイナリストの激突迫る コンテが語るリーグ戦とCLの違い

チェルシーを指揮するコンテ photo/Getty Images

リーグ戦では運に頼れない

チェルシーは6日にリヴァプールと対戦するが、それを前にチェルシー指揮官アントニオ・コンテがリーグ戦とチャンピオンズリーグの違いについて語っている。

リヴァプールは先日ローマとの激闘を何とか制し、レアル・マドリードの待つチャンピオンズリーグ決勝へと駒を進めた。モハメド・サラー、サディオ・マネを中心とした攻撃陣は破壊力抜群で、リヴァプールのパフォーマンスを考えれば決勝進出も驚くべき結果ではないのかもしれない。

しかし英『Daily Mirror』によると、コンテはチャンピオンズリーグでは幸運がゲームを左右するケースも少なくないと主張する。リーグ制覇のためにはシーズンを通して安定したパフォーマンスを見せる必要があるが、チャンピオンズリーグなど短期決戦では審判の判定など1つの出来事で上位まで駆け上がれる可能性があるからだ。
「リーグ戦では、38試合の中で優勝するにふさわしいこと、シーズンを通してベストであったことを証明することになる。チャンピオンズリーグでは、1つのポジティブやネガティブな状況がコンペティションでの未来を変える。だからこそチャンピオンズリーグを制するにはラッキーでないといけない。1つのレフェリーの判断で未来が決められる。38試合のリーグ戦ではたいてい勝利にふさわしいものが優勝するんだ」

今季もチャンピオンズリーグでは疑惑の判定も多く、試合後に批判が起こるケースが目立つ。今季の決勝カードはリヴァプールとレアル・マドリードになったが、両チームにも実力と合わせて多少の運が必要だったのだろう。

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