『ウイイレ』からCL&ELが消える…… UEFA、コナミとのライセンス契約を更新しないと発表

欧州最高のコンペティション、チャンピオンズリーグ photo/Getty Images

10年に渡って契約を結んできたが……

欧州サッカー連盟(UEFA)は18日、『コナミ』とのパートナーシップを今季限りで終了すると発表した。

UEFAの公式サイトによると、2009年から10年に渡って同連盟が主催するクラブ大会のライセンス契約を『コナミ』と結んできたが、今後は更新せず。5月にキエフで行われるチャンピオンズリーグの決勝が最後となる。同サイトを通じて、『UEFA Events SA』のマーケティングディレクターは次のようなコメントを残している。

「UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグにとって、コナミは強力なライセンスパートナーだった。我々の大会ブランドはビデオゲームの中で大きく紹介されており、eスポーツ選手権でも人気の1つ。相互にとって非常に有益なパートナーシップだった。コナミのこの10年間の献身性とサポートには感謝したい。欧州の代表チームにおける分野で、協力し続けられることを楽しみにしている」
一方、『コナミデジタルエンタテインメント』のシニアディレクターも、今後の関係継続へ意欲を示した。

「UEFAチャンピオンズリーグのライセンスは、我々に独自の経験と、世界中のサッカーファンにこの競技を直接楽しむ機会提供するプラットフォームを与えてくれた。だが今年、我々は別の分野へフォーカスを変える。ただ、UEFAとの関係は強いまま。UEFAとコナミが引き続き協力できる別の方法を探し続けるつもりだ」

今回の発表により、『コナミ』の人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン』シリーズから、今後はチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの名が消えることとなる。ただ、双方とも別の分野で手を結ぶことを模索しているようだ。これまで魅了してきたサッカーファンを納得させるような新たな企画は生まれるのだろうか。

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