ローマ一筋トッティが得たタイトルより重要なもの 「今なら私は2億ユーロ」

ローマ愛を貫いたトッティ photo/Getty Images

2004年にはレアルからオファーを受ける

近年は移籍金や年俸の額も異常なレベルまで上がり、優秀な選手は次々とビッグクラブに引き抜かれている。ローマ一筋でプレイした元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティのような選手は今後生まれないかもしれない。

トッティは世界トップレベルの選手と高い評価を得てきたが、ローマ愛を貫いたこともあってタイトル獲得数は少ない。しかし伊『sky Italia』によると、トッティはタイトルの代わりにローマで得たものもあると語り、1つのクラブでプレイを続けたことに後悔はないようだ。

「2004年にレアル・マドリードから重要なオファーがあった。だけど私は多くのタイトルを諦め、1つのユニフォームを着続ける決断をした。そのかわり、私は他のクラブでタイトルを獲得するよりも重要なものである愛や情熱を得たんだ。今なら私の移籍金がいくらか?2億ユーロだと思うよ」

ローマは2000-01シーズンにセリエAを制覇したが、それ以降はトッティがどれだけ頑張っても2位が限界だった。レアルに移籍する道を選べばタイトルはかなり増えただろうが、サポーターからこれほど愛される存在にはならなかったはずだ。



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